科目名 □感性科学
担当教員   松永 勝也     
対象学年   4年   クラス   [495]  
講義室   12108教室   開講学期   前期  
曜日・時限   火3   単位区分   選択  
授業形態     単位数   2  
準備事項    
備考    

講義概要/Class Outline

我々は、感覚器に入力されるすべての情報を理性で取捨、選択、処理しているのではなく、好みといった感性によっても取捨・選択している。この感性は人の行動に大きな影響を与えており、人工物製造においても考慮する必要がある。本講義は、人の感性情報処理に関し講述する。  

講義計画 /Class Structure

内容
1 感性情報処理とは
感性科学の概要、パラダイムに関して講述する。
2 聴覚の感性情報処理
音、音楽に関しての感性情報処理に関して講述する。
3 音声の感性情報処理
音声及び音声コミュニケーションにおける感性情報処理に関して講述する。
4 間・気配に関しての感性情報処理
間、気配に関しての感性情報処理に関して講述する。
5 動き・ジェスチャーに関する感性情報処理
動きや手・ジェスチャーに関わる感性情報処理に関して講述する。
6 絵画・背景音楽に関する感性情報処理
絵画及び視覚情報、聴覚情報の相互作用に関する感性情報処理に関して講述する。
7 顔・表情に関わる感性情報処理(1)
人の顔の持つ感性情報に関して講述する。
8 顔・表情に関わる感性情報処理(2)
表情とコミュニケーション、表情識別に関して講述する。
9 感性科学とデザイン(1)
感性科学のデザインへの応用に関し講述する。
10 感性科学とデザイン(2)
感性科学のデザインへの応用に関し講述する。
11 感性工学とデザイン評価
感性工学にもとづくデザイン評価演習を行う。
12 コンピュータと感性
コンピュータによる感性情報の生成に関して講述する。
13 展望
今後、展開、検討すべき問題について講述する。
14 まとめ
講義のまとめを行う。
 

学習・教育目標/Class Target 人の情報入力装置(器官)のメカニズムとその特徴、感情、感性情報処理の理解。  
評価基準/GradingCriteria 学習目標の達成度によって評価する。/秀:90%以上/優:80%以上90%未満  良:70%以上80%未満/可:60%以上70%未満  
評価方法/GradingMethod 期末試験(80%)、講義中の小試験又は講義の記録ノートの内容(20%)により評価する。60%以上を合格とする。  
受講上の注意/Class Rules 本講義は、新しい学問領域に関してであり、文字情報のみでは、概要を捉え難いところがある。集中しての聴講が望まれる。  
受講制限/Prerequisit  
関連する科目/Related Class 心理学  
教科書/Text
著者名 辻 三郎編  
著書名 感性の科学  
出版社名  
ISBNコード  
指定図書/Assigned Books
著者名 D.A ノーマン著 岡本・安村・伊賀・上野訳  
著書名 エモーショナルデザイン  
出版社名  
ISBNコード  
著者名 一松信・松岡洋一監修  
著書名 感性と情報処理  
出版社名  
ISBNコード  
参考文献/Bibliography
著者名  
著書名  
>出版社名  
ISBNコード